Take on English

アメリカで働くサラリーマンの英語学習ブログ

「あなたは忙しいとは思うのですが…」ってbusyを使わずに言える?

「忙しいと思うのですが、~に興味はありますか?」とか「忙しいとは思うのですが,

~をしていただくことはできますか?」言いたい場面、ありますよね。

この「忙しいとは思うのですが」というところを英語にしなさいと言われたらなんと表現しますか?多くの人は"I know you may be busy, but ..." という表現を思いつくのではないでしょうか?これでも正解なのですが、もっと相手への敬意をこめた表現を覚えておくと便利です。

 

その表現がこちら。

"I know you may have great deals on your plate"

 

ここでは"great deals"は「重要な仕事」を意味し、

”your plate"は比喩的表現ですが「やることリスト」くらいのイメージでいいと思います。

 

例文もご紹介します。

 

I know you may have great deals on your plate, but could you find time to attend this important meeting?”

「お忙しいとは思うのですが、この重要な会議へ参加していただけますでしょうか?」

 

I know you may have great deals on you plate, but are you interested in joining this initiative?”

「お忙しいとは思うのですが、このイニシアチブへの参加に興味はありますか?」

 

この表現は実際にアメリカ人の同僚が私へのメールで使用していて、「この表現かっこいい!」と思って覚えました。

言われたほうも気分がいい表現だと思います。

 

今回日本語訳では「お忙しいとは思うのですが」という表現にしましたが、実際のニュアンスとしては「他に重要な仕事を抱えてらっしゃるとは思うのですが」という表現のほうが近いのかもしれません。

"busy"という言葉を使うと、重要ではない仕事や緊急ではない仕事も含めてやることがたくさんあるという感じですが、今回の"great deals on your plate"という表現は"重要な"仕事を抱えているという状況が強調されるそうです。ですので相手への敬意を示したいときは非常に役立つ言い回しだと思います。

 

グローバルな環境で仕事や勉強をしている方々の間では、文化の違いなどから余計な誤解を与えてしまうこともあると思います。そういった環境ではますます丁寧な表現で敬意を伝えることも重要です。

シンプルな表現だけでなく、こういったスマートな表現も少しずつ覚えていきたいなと思います。

 

たけ

 

 

 

 

「~してもらえませんか?」って英語で言える?何かお願いするときの英語表現

「~してもらえませんか?」と依頼する場面は、仕事場ではしょっちゅうありますよね。相手に手間をかけてしまう、申し訳ない、というときこそ、丁寧にお願いしたいところですよね。今回はこうしたときの依頼の表現を紹介します。

 

① Could you ...?

 

② Would it be possible to ...?

 

これが一番丁寧な言い回しだと思うので、この2つだけ覚えておけばビジネスの現場ではOKだと思います。

 

例文も見ていきましょう。

 

Could you send me the slides you presented in the meeting”

「会議のプレゼンで使ってたスライドを送っていただけますか?」

 

Would it be possible to have this report completed by tomorrow morning?”

「明日の朝までにレポートを終わらせてもらうことはできますか?」

 

"Could you please give me a call back when you have a moment?"

「時間のあるときに折り返しお電話いただけますか?」

 

"Would it be possible to provide me with more details on this topic?"

「このテーマについてもう少し詳しく教えていただけないでしょうか?」

 

上記は丁寧な言い回しなので、もし親しい同僚や友人であれば、"Can you ...?" くらいの表現のほうが自然だと思います。

 

ということで今回は英語でのお願いの仕方をご紹介しました。

またこれからもいろんな英語表現を共有して皆さんと一緒に英語力向上に向けて頑張っていきたいと思います!

 

たけ

 

「(予定を)遅らせる」という意味のビジネス英語表現5選

こんにちは!アメリカでサラリーマンをしているたけです。

 

仕事をしていると、「プロジェクトを遅らせる」とか、「タスクの期限を遅らせる」という表現は非常によく使いますよね。こうした「遅らせる」あるいは「遅れる」という意味の表現のうち、私がアメリカ生活でよく見かけるなと感じるものを紹介したいと思います。

 

さっそくですがこちらがその”遅らせる”という意味の表現です。

① delay

② push out

③ hold off

④ postpone

⑤ punt

 

上記はよく聞くなと思う順番に並べてみました。①と②は本当によく聞きます。①から⑤まで、口頭でもメールでもどちらでも使えます。

 

これらを使った例文をいくつか挙げてみます。

 

① "We have to delay our meeting until nex week."

「会議を来週に延期しなければいけません。」

 

② "The project manager decided to push out the deadline by a month."

「プロジェクトマネジャーは期限を1か月遅らせることにしました。」

 

③ "Please hold off on sending it until nex week."

「来週までそれを送るのは待っててください。」

 

④ "The conference has been postponed until next year due to the concerns about the pandemic."

「カンファレンスはパンデミックの懸念から、来年に延期されました。」

 

⑤ "I'm punting this event a week."

「このイベントは1週間遅らせようと思う。」

 

①②④は能動態でも受動態でもどちらでもよく聞きます。受動態の場合は"the deadline was pushed out"とか"the project was delayed"というような形式になります。

 

⑤のpuntは正直よく聞くわけではないのですが、職場の上司が使っていて、その表現は面白いなと思ったので、おまけで紹介してみました(笑)

どうやらアメリカ英語らしいです。我々のようなnon-nativeが積極的に使うべき表現ではないのかもしれませんが、知っておいて損はないかなと思います。

 

英語を勉強している方々のために、これからもアメリカで日頃見かける表現をご紹介していきたいなと思います。一緒に英語学習頑張りましょう!

 

たけ

ビジネスでよく使う"touch base"ってどういう意味?

アメリカで仕事をしていると会議でもメールでも”touch base”という表現にはしょっちゅう遭遇します。決して野球の話をしているわけではないので、初めて聞いても戸惑わないようにしましょう。

 

意味は”連絡する”です。

英語で意味をGoogle検索してみると、briefly make or renew contact with someone.だそうです。普通に連絡するという意味もありますが、”再び”連絡するというニュアンスでもよく使われるようです。

 

例文はこちら。

 

"Let's touch base next week to discuss the progress of the project."

「プロジェクトの進捗を話し合うために来週また連絡しあいましょう。」

 

"I just wanted to touch base with you to see if you need any help with your work.”

「何か助けられることがないかと思って連絡しました。」

 

上記の例文のようなパターンはかなりよく聞きます。

 

1つ目の例文は、会議の終わりでの決まり文句のひとつです。"Let's touch base"という形で覚えましょう。

 

2つ目は、個人的にはメールでよく見ます。"touch base with (人) to..." という形式で覚えています。

 

”連絡する”は他にもたくさんいろんな言い回しがありますので、また今度別の記事で共有できたらなと思います。

 

いろんな言い回しができるようになると英語学習がどんどん楽しくなりますよね。

あと、リスニングの面でもいろんな言い回しを知っていないと相手が何を言っているのか理解できませんしね。

今後もボキャブラリーを広げるための記事をたくさん書いていきたいと思います。

 

たけ

 

 

 

自己紹介とこのブログで書きたいこと

こんにちは。たけといいます。

 

2022年からアメリカ生活をはじめ、サラリーマンとして働いています。とはいえ、日本生まれ日本育ち、留学経験すらない私は、英語で苦労することはまだまだあります。

 

日本にいた頃も英語の勉強はもちろんしていました。しかし、実際に住んでみて気づいたのは、日常生活でよく使う英語や、ビジネスの現場でよく使う英語は、意外と日本で勉強していたころに出会わなかった表現がたくさんあります。

 

このブログでは、将来海外生活をしたいひと、ビジネスで英語を使いたいひとたちに向けて、日本ではなかなか触れられない生きた英語をお伝えしていけたらと思います。

 

私自身もこのブログを書きながら成長していけたらなと思うので、英語に挑戦するという意味で、”Take on English”というブログタイトルにしてみました。

 

基本的には英語ボキャブラリー中心で記事を書いていきますが、たまにそれ以外の海外生活情報や旅行情報なども少し書いていこうかなと思います。

アメリカ生活している私に何か聞いてみたいことがあれば、遠慮なくコメントなどでリクエストしてもらえると嬉しいです。

 

たけ